二世帯住宅のメリットって?生活面と経済面から見てみよう


生活面から見る二世帯住宅のメリット

親世代と子世代がひとつ屋根の下で暮らす二世帯住宅。生活面での最大のメリットは「子育てや家事などのお互いの生活を助け合える」ことです。初めての子育ては分からないことが多く不安なものですが、経験者である親世代がすぐそばにいるということは子世代にとって大きな心の支えになります。

また現代は共働き世帯が多いですが、子どもの送り迎えや食事なども親世代のサポートを受けられるなど、家族全員で子育てできることは大きなメリットです。核家族化が進む中、家族が大勢いることは子どもの成長に良い影響を与えることでしょう。親世代から見ても、孫と一緒に住んでいることは生活のハリになりますし、急な体調の異変についても子世代のサポートを受けやすい環境は安心です。他にも急な用事ができた場合や、不在時の宅配便の受け取りなども助け合うことができます。

経済面から見る二世帯住宅のメリット

二世帯住宅は一般的な住宅よりも建築コストは高くなりますが、親子によるリレーローンやペアローンが組めるので個々にかかる経済的な負担を軽減できることがメリットです。また、両世代で専用の玄関とトイレ、キッチンがあり、それぞれ床面積が50平米以上240平米以下であれば不動産所得税で軽減措置が適用されます。不動産取得税には1世帯当たり1200万円の控除がありますが、二世帯住宅でこれらの条件を満たしている場合は倍の2400万円の控除が受けられます。他にも「地域型住宅グリーン化事業」や「すまい給付金」などの二世帯住宅をサポートする補助金制度もあるため、経済面でも大きなメリットが期待できます。

家を建てるときに、将来子供と住むことを考えて設計することもあります。初めから二世帯住宅を考えておくとスムーズです。

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