海沿いの土地に住宅を建てたい!注意点はある?


海からの影響を考えた設計が必要

海沿いの土地を手に入れて注文住宅を建てるときには設計に注意しましょう。海沿いの場合には海からの影響を考えて対策をしておくことが重要です。海の影響で最も恐ろしいのは津波です。高波になるだけでも波が押し寄せてくる場合があります。海に面していても崖の上で波が襲ってくることがないのであれば問題はありません。しかし、海抜が低い場合には波が来ることを考慮して防波堤代わりの塀を用意するといった対策が必要です。また、海沿いの土地では風が強くなるため、防風対策も重要になります。植物を植えて防風林にするのが典型的な対策方法です。潮の影響を受けて金属がさびやすいということも考慮し、耐久性を重視して設計するのがおすすめです。

地盤の安定性を考えて実績がある業者を選ぶのが大切

海沿いの土地では地盤の安定性を考えて対策をすることが必要です。崖上にある海沿いの土地の場合には昔から特に地形が変わっていないようであれば地盤がしっかりしていて問題はないでしょう。しかし、崖の形状が変わってきている場合には、崖崩れが起きて家が傾いたり、地滑りが起きたりしてしまうリスクがあります。海沿いでの土地で海抜が低い場合には土地が緩くて地盤沈下や地滑りが発生しやすいリスクがあることは否めません。どちらの場合にも基礎工事を徹底しておこない、リスクを最小限にする必要があります。地盤の安定性を確保できるかどうかは技術力と経験によって左右されるため、海沿いの土地で建築をしてきた実績が十分にある業者に依頼しましょう。

注文住宅を選択すると、ハウスメーカーにリビングや水回りの配置など、間取り設計の要望を出すことが出来ます。内装や建築材料も選ぶことが可能です。

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